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プロが教えるジャムセッションでボーカル曲を上手くバッキングするためのコツ

インストの曲では自慢のフレーズをたくさん弾いてる!でもボーカルが入るとどう立ち回って良いか分からず、ただただコードを追うだけになってしまう…なんてことはありませんか?この記事ではプロボーカリスト直伝のアンサンブルの秘訣を紹介していきます!

 

この記事は「ジャム研」で行われたプロシンガーKOTETSUによるレッスンの一部です。

副島 皆さん、本日はジャム研定例会セッションにお越し頂きありがとうございます。

 

生徒 よろしくお願いします!(拍手)!

 

副島 今回のゲストはボーカルのKOTETSUさんです!よろしくお願いしまーす!

 

KOTETSU お願いしまーす!

 

副島 今日はKOTETSUさんを中心に歌モノセッションをやっていこうと思います!早速自己紹介も交えながら回していきましょう。まずはフィールライクをやってみましょうか!

 

(セッション)

 

 

歌モノセッションでのソロの魅せ方

 

 


 

KOTETSU みんな素敵なプレイをありがとうございます!では、さっそくアドバイスしていって良いですか?ジャムセッションは合奏するだけで楽しいのでそれだけで満足してしまう人も多いんですけど、僕こんなプレイしますというのが聞きたいんですね。個性的になれれば、なれるほどいいと思うんです。

より自分らしいプレイを通して、周りのみんなに自分がどんな風に良い演奏家なのか、ちゃんと分かってもらうようなプレイをしましょう。そのために、ソロの入りとか結構大切なんですけど、みなさんソロの入りが一様に良くないかなあ。

 

いろんな音色と音量で、もっと贅沢に時間を使っていいと思います。ソロの初めの方とか、演奏していない休符の時間が良いんですよね。副島くんのプレイはその点分かりやすいので参考にしてください。小さなお話から始まってだんだんビルドアップしていく感じ。

 

みんな8割くらいからスタートしてしまっているので盛り上がらないで終わっちゃうのが勿体ないなと。演奏の引き算が最初にできていると、より本来のプレーが際立つかな。せっかく弾けるのに流れで淡々と音楽が進んでしまうのは勿体ない!

 

副島 良いセッションをみていると各ソロパート、メロディですっごい静かなところからしっかり盛り上がりを迎えていますよね。

 

KOTETSU そうそう、ボーカルはそういうところを見てます。上手い人ってその辺のコントロールが良いんだよね~。

 

自分の用意して来たフレーズを押し売りするのではなく、オーディエンスがもっとソロを聴きたいという欲求を誘い出してあげる事が重要なんです。え、やんないの?いいの?みたいな状態にして、少しずつ音を足していった方が変化があって面白いね。みんなで聞き耳立てて、「無音を楽しんでくれよ」って。そこにドンと一つ際立たせていこう。一番の盛り上がりに向かうために、フレーズや音量、エフェクターとか、「必殺技」を一個持っておくのもいいね。

 

 

セッションでボーカルが聞こえない時はバンドの責任

 

 


 

KOTETSU ボーカルやソリストの音がしっかり聞こえるように、演奏陣はトーン・コントロールしたいよね。セッションだけど音楽を成立させるためにどこに今フォーカスを当てたらいいのか考えて行こう。セッションだとボーカルが聞こえない状況って結構多いいよね。そういう時はPAが悪いんじゃなくて、バンドのみんなが悪い。何が主役か常に考えて周りが合わせよう!

 

たとえば、ボーカルが演奏陣に「ちょっと音量下げて」っていった時は相当恥じだと思ったほうがいい。歌を上手に聞かせられるかが上手い人と下手な人の差です!

 

>副島 落とす時ってトーンも調整したほうがいいかも。カッティングとか尖った音じゃなくて、バンド全体が落ち着いた時は甘い音にしたい。

 

最近気付いたんだけど、ソロの時ずっとアタッキーに強く弾いちゃう人がいるんだけれど、最初から強いタッチでいってしまうとそれ以上の盛り上がりが作れなくてパっとしないソロになってしまいます。表情が一切変わらないみたいな。アンプを大きめにしておいてタッチを優しくスタートしながら変化させて盛り上げる!

 

KOTETSU 全部のパートで言えることだよね。ボーカルもどういうテクスチャーで聞かせるのか、注意してないと飽きちゃうよね。ビブラートが緩やかだったり早かったり、ストレートだったり。いろんなものを耳あたりよくしていく、長い音短い音組み合わせて。ピッキングノイズみたいなのもあえて入れてみたり、声の成分を調整しよう!

 

生徒 ありがとうございます!

 

 

 

個人練習では効果が分からないという時は?

 

 

今回紹介したアンサンブルのコツは個人練習というよりは、ぜひ実際のセッションでプレイしてみたいですよね。とはいえ、いきなり本番というのも気が弾けるものですよね。そこで、当スクールが主催する超初心者に特化したジャムセッションで音作りを試してみてはいかがでしょうか。

 

超初心者JAMでは課題曲を2曲に絞り、セッションデビューをコンセプトにワークショップを行っています。参加者のほとんどがセッション初心者の方ですので、間違えても安心です。また同じ曲に何度もトライすることができるので、毎回音作りを試行錯誤してみることもできます。新しい音作りを試してみたいという方は是非参加をご検討ください♪

 

初心者に特化したセッションで音作りを実践してみる!(リンクまだ)

 

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