・セッションでよくやる曲のデモ演奏
・各セッション定番曲の演奏時のコツ
・各セッション定番曲の演奏頻度と難易度
・セッション定番曲を練習する時のポイント
まずはこの2曲からスタート
Cissy Strut – The Meters
C7一発のシンプルなファンク・ナンバーです。
「ジャムといえばコード一発!」なんとなくそういうイメージを持たれている方も多いと思うのですが、まさにそんなジャムの雰囲気を象徴するような曲ですね。
Feel Like Makin Love’ – Roberta Flack
Funk/R&Bセッションでやらぬ日はないとってもいいほどの超頻出曲です。
ギタリストにとっては出てくるコードが慣れないものが多く、難易度は少し高めですが、この曲で学んだことが他でも活きてくるので入門曲としておすすめしています。
ほぼ確実に演奏する曲
Chameleon – Herbie Hancock
こちらもコード進行がシンプルなセッション曲です。
出てくるコードはB♭m7とE♭7の二つだけなので、その中でいかに変化に富んだ演奏ができるかがカギになります。
Just The Two Of Us – Grover Washington Jr
SNSでギター動画を見ている人ならよく耳する曲です。
Neo-Soulギターでよく使われるコード進行はこの曲がルーツなんですね。
おしゃれなギターを学びたい人にとっては必須の課題曲です。
Watermelon Man – Herbie Hancock
ブルース出身の人には馴染み深いコード進行のスリーコード・ファンクです。
ブルースで使うフレーズがそのまま使えるので、これまでブルースをプレイすることが多かった人には入門曲としておすすめです。
Isn’t She Lovely – Stevie Wonder
こちらも昨今のSNSでよく耳にする曲です。
ギターセッションのスタンダードとして存在感を強めてきました。ギターだけではなく当然普通のセッションでもよく登場する曲です!
慣れてきたら挑戦したい曲
Cantaloupe Island – Herbie Hancock
Herbie Hancockのクールなファンク・ナンバー。
Watermelon Manと雰囲気が似てますが、あちらは7th系に対してCantaloupe Islandはマイナー系なのでよりクールで洗練された雰囲気が特徴です。
What’s Going On – Marvin Gaye
70’s Soulの代表的名曲!ソウルフルなシンガーが好んでリクエストする曲です。
ギター的にはKeyがEなので出てくるコードも馴染み深く、練習しやすい曲ともいえます。
Mercy,Mercy,Mercy -Cannoball Adderley
7th系インストの進化版のようなファンク・ナンバーです。
三つめのセクションで急におしゃれになるのもポイントです。
まさにFunk/R&Bの世界観ですね!
Sunny – Bobby Hebb
超重要コード進行を持つ名曲です。
今日では街中でSunnyと同じコード進行の曲が流れています。
この曲を覚えるだけで、今後様々な曲がプレイしやすくなります!
Strasbourg St.Denis – Roy Hargrobe
ジャズ・トランペッター Roy Hargrobeの名曲です。
Funk/R&Bなビート感の上にジャジィなコードが展開される超おしゃれなセッション曲です。
個人的には大好きな曲なので必ずリクエストしますね。
Superstition – Stevie Wonder
これまで紹介してきた歌モノはどれもコード進行が多彩なものが多かったですが、SuperstitionはほぼE♭m7一発のファンキーな曲です。
ロックな雰囲気でも演奏できるので、ギタリストは好きな人が多いのではないでしょうか。
The Chicken – Jaco Pastorius
「セッションといえばチキン」と思う方も多いと思います。
それくらい知名度の高い定番曲です。
ただギター的には少し難易度が高く、演奏難易度としてはもっとも高い中〜上級者向けの曲ともいえます。
セッション曲の練習方法
1.まずは曲をコピーしてみよう!
セッションなのにコピーというと違和感があるかもしれませんが、実際のセッションは定番曲をもとに行います。
一周目は曲のメロディを演奏しますし、構成やコード進行も原曲をもとにします。
つまり、曲を覚えていないと話にならないということです!
いきなりソロの練習をしたい気持ちを抑えて、まずはメロディー・コード進行・リズムパターン・曲の構成をしっかり練習しましょう。
2.コピーが完了したらソロの練習を
曲を覚えてきたらソロの練習に入ります。
基本的にはどの曲もペンタ一発で弾けますので、今自分が持っている手癖フレーズを中心に組み立てていきましょう。
いきなりアドリブをするのではなく、まずは一周分のソロをあらかじめつくっておくのもおすすめです。
その方が本番でも安心してプレイできますよ!
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