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ジャムセッション定番曲The Chickenでオルタードを使ってアドリブを取る方法

皆大好きChicken、今日も世界中のセッションでChickenやろうぜ!と誰かが言っているでしょう。皆さんは、Chickenやろうぜ!と言われたときに「やべっ」と思うことはありませんか?僕はありました。というか今でもChickenをやるときは気合を入れなおしますし、永遠の課題曲のようなものです。

 

何がChickenをそんなふうに難しくしているのか?答えはコード進行にあります。始めはブルースと同じでも、気づけば7thコードの嵐に…。しかし、ちゃんと要点を押さえればChickenをそれっぽくプレイするキッカケを掴むことができます。

 

 

ご挨拶が遅れましたが、先ほどからしゃべっている僕はライフベンドミュージックスクール代表をやっております、ギター講師ソエジマトシキです。たくさんの人のセッションデビューをお手伝いしてきた中で、Chickenにつまずいてしまった人たちをたくさん見てきました。今回の記事ではその経験に基づいて、Chicken攻略のマル秘テクをお伝えします。それではいってみましょう!

 

 

?この記事はこんな人におすすめです

 

 

Chickenのコードは分かる

ペンタトニックは弾ける

いや、ペンタトニックしか弾けない

 

 

?ペンタトニックとオルタードで弾こう

 

 

チキンは大まかに分けて2つのシーンに分かれています。ブルースでペンタ1発でいけるシーンと、ドミナント7thに沿っJazzyに攻めたいシーンです。譜面上で色分けしてみましょう。

 

 

まず曲がスタートしてからのINTROはB♭7th1発と捉えましょう。次にTHEMEの6小節ですが、ここはブルースと同じですよね。つまり、ここまではみなさんがギターでブルースをかき鳴らす時とまったく同じのB♭mペンタトニックで弾くことができます。

 

問題はその次の2小節、D7とG7です。これらは先ほどまでのブルースな7thとは明確に役割が違います。どちらかというと、解決する先を求めて浮遊感に満ち溢れている7thコードと解釈してください。D7→G7、G7→C7へとそれぞれ解決していきます。テンション・コードを覚えている人は、D7とG7をそれぞれD7#9、G7♭9に変換してみると響きとして理解できると思います。この2コードだけJazzyな雰囲気が漂ってきましたよね。

 

 

?D7とG7だけオルタードを使う

 

 

ChickenのD7とG7だけをJazzyに弾けば良いというところまで、理解出来ましたでしょうか。次はいよいよ実践的なフレーズをご紹介します。これらのフレーズをペンタのアドリブに挟むだけで、劇的にアドリブの雰囲気が変わりますよ!

 

 

オルタードとは、7thコードのコード・トーンに浮遊感を伴う4つのテンション、♭9th,#9th,#11th,♭13thを追加したスケールのことを言います。この手のスケールは複雑性ゆえに形というよりは、フレーズ単位で覚えていった方が良いので、まずは↑の2フレーズをしっかりコピーしてみてください。オルタード・テンションの♭9th,#9thを含んだフレーズになりますね。ギターの構造を活かして、同じ形をスライドしています。各フレーズの終わりは次のコードの3度の音へと解決しているのもポイントです。フレーズの終わりのタイミングと次のコードが鳴るタイミングがしっかり一致することも大切なので、D7でしっかり2拍休んでからフレーズをスタートさせましょうね!

 

これらのフレーズをアドリブに取り入れる時は、ブルース的7th一発で弾いている時との対比をしっかり出しましょう。ブルースの時はベンド等を交えてギターらしく歌い、D7を合図にJazzyな雰囲気へと変えていきます。そうすると、周りから「お!!」と驚くような、そんな視線が飛んでくると思いますよ♪

 

 

?それでも分からない時は?

 

 

今回はChicken攻略ということで、アナライズと実践フレーズをお届けしましたが、やはり理論は体感が先行しないと分かりにくいものです。譜面やテキストだけでは、どういうことだか分からなかった方も多いと思います。そんな時は、是非当スクールのレッスンの受講をご検討ください。

 

当スクールではジャムセッションに完全特化したレッスンを行っていますので、実際のセッションでそのまま使えるノウハウを余すことなくお伝えすることができます。目的が明確なレッスンは、必ず皆さんの音楽ライフを充実するものになりますよ♪

 

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