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ジャムセッション初心者が定番曲「The Chicken」を練習するべきでない理由

チキンって難しいけどなぜか定番ですよね。

 

 

こんにちは!ライフベンドミュージックスクール代表のソエジマトシキです。

 

今回は、これからジャムセッションにチャレンジしようと思っているセッション初心者、特にギターやベース、キーボードなど音程のある楽器を演奏されている方を対象に、定番曲「The Chicken」について書いていきます。

 

 

セッション定番曲 The Chicken

 

 

ジャムセッションに行きたい!と思った時にまずやることは曲の練習です。意外に思うかもしれませんが、大半のジャムセッションは既存曲をモチーフにして、そこから発展させていくためベースとなる曲の予習は必須となります。

 

そこでインターネットで調べてみると「まずはチキンを練習しよう」という内容のものがたくさん出てきます。そして皆「チキンを練習しないと!」と思うわけです。今回はそこに一石を投じたいと思います。

 

「The Chicken」はAlfred Ellisというサックス奏者が作曲し、それを伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)がカバーし世に広めました。世界の超一流アーティストもカバーするわけですから、我々のジャムセッションでも当然定番曲として扱われています。

 

当スクール主催の超初心者FUNK JAM SESSIONでも課題曲として登場しました。

 

 

The Chickenの難易度

 

 

 

定番曲として扱われるThe Chickenですが、その難易度はかなり高いです。譜面を見てもお分かりのように、コードは全て7thコードで、それらが複雑に展開していきます。

 

E♭7⇨D7⇨G7⇨C7なんてしびれます。ものすごく速いテンポでも変拍子でもありませんが、複雑なコード進行により難易度はかなり上がっています。

 

事実、セッションを始めたばかりでこの曲を弾きこなせている方は残念ながらほぼいませんし、弾きこなすどころか付いていくので精一杯という状態です。私も最初はそうでしたし、先日この曲を課題曲に設定した当スクール主催の超初心者FUNK JAM SESSIONでも同じ状況でした。

 

 

そうはいってもセッションに行きたいし、どうすればいいの?2つのおすすめプラン

 

 

チキンが難しいと分かっても、セッションには行きたいですよね。方法は2つあります。

 

 

1.もっと簡単な曲で準備して、セッションに参加。慣れてきてから改めてチキンに挑戦する。

 

私はセッション曲として最初にチキンを練習するべきではないと思っています。その理由は、コードやソロを上手く弾くことに一杯一杯になり、セッション自体に集中できないからです。

 

では最初はどの曲を練習すればいいの?気になりますよね・・・。実はチキンの他に、もっとシンプルでかつセッションでの演奏頻度が高い曲も存在します。

 

こちらのページにセッション定番曲の譜面・参考動画演奏頻度順にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

初心者のためのジャムセッション定番曲リスト

 

 

2.チキンに真っ向勝負を挑む!

 

それでもチキンを弾けるようになりたい!練習せずにはいられない!という方は、次のポイントを注視して練習してみましょう。

 

・メロディをしっかり覚える

ソロの時にメロディをなぞるとこができるようになります。

 

・バッキングパターンはワンパターンから始める

まずは全ての7thコードを同じパターンで弾いてみましょう。

 

・JazzyにプレイするのはD7とG7だけ

すべてをJazzyにしようとするとなかなか上手くいかないので、はじめはポイントを絞りましょう。

 

実は「チキンに真っ向勝負挑む!」という方もたくさんいて、当スクールのレッスンではチキンを度々取り扱っています。ブログでもレッスンの一部を公開していますので、是非ご覧ください。

 

Chickenのアナライズと実践フレーズを見る

 

 

さいごに

 

 

チキンを練習する頃合いは、ジャムセッションに通い慣れてセッションのやり方が分かってきた頃で良いでしょう。いくら難しいと言ってもやはりチキンは定番中の定番、避けては通れないというのが事実です。

 

様々なセッションで同じ光景を何度も見てきました。皆なんとか上手くソロを弾こう、なんとか間違えずにコードを弾こうということで頭がいっぱいで、ドラムがどんなビートを叩いているか、他の人がどんな伴奏をしてくれているかということがまるで耳に入っていないのです。

 

ジャムセッションで一番大切なことは、リアルタイムな音での会話です。「こんなソロをとります」⇄「こんな伴奏をします」ここを楽しむものなのです。自分のプレイしか見えていないと、合図を見逃したり、何が起きているのか全くわからなかったり、何より聞いている人が退屈に思ってしまいます・・・。

 

まずは、コードを追いかけなくても弾ける曲でセッションの雰囲気や楽しみ方を学びましょう。チキンはそこに慣れてきてから練習するで大丈夫だと思います。

 

当スクールのレッスンでは実際のセッションを前提とした内容を扱っていますので、必ず皆様のお役に立てるかと思います!

 

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