宮脇俊郎のギターレッスンが受けられる『オンラインアドリブ塾』のレッスンの一部を抜粋してお届けします。
さて皆さん、今日配布しておいたフレーズを見てもらえますでしょうか!
できたら弾いてみて下さい。いわゆるツー・ファイブのフレーズですね。
このフレーズが一体どこから来ているのかって言ったとこをやってみましょうか。
アナライズに進む前にまずは一緒に練習してみましょう。今からテンポがだんだんと早くなるバッキングトラックを流しますので、付いてこれるところまで一緒に弾いてみてください!
?一緒に練習?
いやあ…結構早かったですね(笑)。最後怪しかったという人も多いと思います(笑)。
┃何を意識して弾けばいい?
今のようなプレイをアドリブが弾けるかどうかっていうのが問題になるんですよね。ここなんですよね。
最大のポイントとしてはAm7→D7と来てGメジャーに行くようなラインをどこで弾けるかっていうことになるんですね。
このフレーズを弾く時に僕はどこに意識を持っていってるかっていうと、やはりGM7なんですね。それを中心にAm7とD7のコードトーンを見ていきます。
*実際にアドリブ塾のレッスンで映し出される映像
まずAm7でのアプローチのとこですね。
まずルート音であるAの音が5弦の12フレットにあるという認識。そしてここに5度の音とm3rd、7thが加わりAm7になると。
こういう風なポジションっていう「地図」が指板上に見えていることが重要になりますね。
TAB譜とポジションを見比べながら弾いてください。するとAm7場でのフレーズはコードトーンと「9th」で弾けることがわかると思います。
┃「♭9th」登場
続いてD7上でのアプローチを見ていきましょう。
今度はちょっと切り替えなきゃいけないですね。
D7っていうのは6弦でいうと10フレットにルート音があって、でここにDのコードのフォームからイメージした音が加わるんですね。
そしてD7っていうのはどういうコードかって言うと不安なコードですね。ツー・ファイブ・ワンで真ん中のファイブは最も緊張感が高まるポイントです。
この不安をより煽るために、♭9というオルタード テンションを加えるということですね。さらに不安な気持ちになってきました。
ルートから半音上の♭9に行くっていう感じなので4弦の13フレットですね。あと1弦の10フレットもルートですから、1弦の11フレットにも♭9thがあります。
この音を上手い具合に弾くとGM7にきれいに行くっていうそういう風なフレーズになるんですね。
フレーズの最後に何があるかって言うと、最終目的地のGM7にとってのM3rdがあるんですね。全てはこの音に向かうためのものだったんですね。
それでは以上のことを意識しながら僕と一緒に弾いて練習していきましょう!
一般公開はここまで。続きや詳細な解説は『オンラインアドリブ塾』で読む事が出来ます!
宮脇俊郎によるレッスンはいかがでしたでしょうか。皆さんが更に音楽を楽しむきっかけになれば幸いです。
宮脇俊郎によるオンラインのギターレッスン教室『オンラインアドリブ塾』では、宮脇俊郎による月2回のレッスンが受けられます。レッスン以外にも、定期的に開催されるオフ会や、オンライン上でのコミュニケーションも盛んにおこなわれている為、志を同じくする仲間にたくさん出会えますよ♪
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