Q.なぜ度数を理解した方がいいの?
こんにちは!ライフベンドミュージックスクール、ギター科講師の副島俊樹です。
今回はレッスンでもよく質問を受ける、度数について書いていきます。
まずは冒頭のQに対する答えから
A.すべてのキーで同じパフォーマンスをできるようにするためです。
僕はギターを弾くとき、伴奏・ソロ関係なく自分が弾いてる音が何度か常に把握して弾いてます。
度数で見るってどうゆうこと?
度数でみるということは、ドレミを数字化して全Keyで同じ言い方をするということです。
度数を覚えることで、音感と音への反応速度が変わります。
Key=C
Key=E
ドレミ(音名)の場合、Keyによってだいぶ表記が変わりますよね。#がついたり、そもそもミから始まったり。
対して度数ではどうでしょうか。全く同じ表記ですよね。
リハーサルでこのやり取りをしてると思ってください、どっちが楽かは一目瞭然ですよね!
このようにドレミを数字にしてどのKeyでも同じように言い表せるようにした仕組みが度数です。
いわゆる移動ドもそうですね。
どんなメリットがあるの?
まずはペンタトニックを度数で把握していきましょう。
ギターの指板と度数を組み合わせることで真価を発揮します。
この表を見ながら、Amペンタで自分が良く使うフレーズを度数で言ってみましょう。
例えば
11th→♭3rd→1→♭7th
としましょう。
ここでバンドメンバーが「やっぱBmに転調しない?」と言ってきます。
ギタリスト(ベーシスト)のあなたはすぐ2f平行移動するでしょう。
その時、音自体はミ→レ→シ→ラと変わりますが、度数は11th→♭3rd→1→♭7thのままなんです!
これ、すごく便利じゃないですか?
度数の覚え方
まずはペンタを中心に度数を覚えていきましょう。
2と6が抜けて、3と7が♭してますよね。構成音の理解にも度数はとても役立ちます。
✔コードの理解が深まる
コードの知識と合わせれば、可能性はさらに広がります。
よくレッスンで生徒にやってもらうのが、1度の音とそれぞれの音を組み合わせてそのカラーを聞き取るということ。
たとえば「1+♭3」では暗い響きがしますが、「1+△3」では一気に明るくなります。
3度には音の明暗を分ける効果があると分かります。
ルートに対してそれぞれの度数がどういう働きを持ってるか知ると、音楽はさらに楽しくなります。
おわりに
今回の話はすこし難しめでしたね。音楽理論は座学と実践のバランスが大切です。
分からなくなったらすぐギターを手に取ってみてください。ああ、こういうことかと発見があるはずです!
当スクールでは音楽理論を中心にレッスンに通われている方も多いです。
セッションにも大いに役立つ度数、今まで手を出してなかった人もこれを機に是非チャレンジしてみましょう!
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