どの資料で練習すればいいのか分からない!
こんにちは、ギター科講師の副島です。
日ごろレッスンやセッションで、「定番曲は分かったけど何を参考に練習すればいいのかわからない」という声をよく聞きます。
確かに、ジャムセッション定番曲の資料は膨大でネット上にあらゆるバージョンの譜面や動画がありますよね。
そこで今回の記事では、”実際のセッションで役に立つ要素がある”ということに焦点をあてて動画をまとめていきます。
どの動画も実際に僕が見てセッション曲の練習に役立てたものばかりですよ!
☑目次
1.Cissy Strut
2.Feel Like Makin’ Love
3.Chameleon
4.Isn’t She Lovely
5.The Chicken
6.Just The Two Of Us
7.アドリブの練習だけするのはもうやめよう
1.Cissy Strut
[譜面]The Meters – Cissy Strut
Dennis ChambersとJohn Scofieldが率いるグループの演奏です。本家の音源とどうしてもタイミングが合わない!という人はまずこの動画と一緒にプレイしてみるといいかも。
ジョンスコのソロ始まり部分のアウト感は本当にかっこいいので、7th一発でアウトができるようになりたいという人ははじめのフレーズだけでもいいので必ずコピーしましょう!
2.Feel Like Makin’ Love
[譜面]Roberta Flack – Feel Like Makin Love
D’angeloによるネオソウルなFeel Likeです。こういうノリでも楽しめるのがFeel Likeです。02:17からのホーンのフレーズは7thコードの時に使えるのでコピーしましょう。
Roberta-Flack-Feel-Like-Makin-Love
3.Chameleon
[譜面]Herbie Hancock – Chameleon
Chamelonはあえての原曲です。ちゃんとフルで聞いたことあるという人は少ないと思います。
07:05以降のドラムソロ上でのリフは、自分たちでセッションするときも使えますね!曲の最初から最後まで聞くと、曲名の意味がよくわかります。
4.Isn’t She Lovely
[譜面]Stevie Wonder – Isnt She Lovely
Isn’t She Lovelyがうまく弾けない・・・という人はギタリストに多い気がします。ギターでブルージにうまく歌えるようにこの動画を何回も見ましょう。
Tommy EmmanuelとDen Herder、どちらも超速いですがギターの美味しいフレーズを弾きまくりです。ゆっくりなところでいいのでコピーしましょう。
02:01からのDen Herderのコードチェンジは鳥肌もの。
5.The Chicken
[譜面]Jaco Pastorius – The Chicken
あれ?なんか知ってるチキンと違う・・・と思った人は要注意。このバージョンもしっかり聞いてみましょう!
チキンがソウル・ブルース・ジャズ・ファンク、あらゆるジャンルの上に成り立つ曲ということがわかるはず。
6.Just The Two Of Us
[譜面]Grover Washington Jr – Just The Two Of Us
こちらのStudio Jamsというチャンネルには世界の一流ミュージシャンのセッション映像がたくさんアップしてあります。
|D♭maj7 C7|Bmaj7 B♭7|のセクションのリズムがかっこいいです!早速コピーしてセッションで使ってみましょう。
7.アドリブの練習だけするのはもうやめよう
セッション曲を練習する時に、なんとなく構成とメロディーを覚えた後はコピーを一切せずにアドリブの練習をしていませんか?
セッション・アドリブこそ大量のインプットの上に成り立つものです。
今回ご紹介した動画の中で、耳に残るフレーズ、思わず反応してしまったフレーズ、心地よいと思ったグルーヴ感があればぜひコピーしてみてください!
アドリブの練習だけではなく、たくさんコピーをして自分が使える”言葉”を増やしていく事もセッションでは重要です♪
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Grover-Washington-Jr-Just-The-Two-Of-Us