神田リョウのレッスンが受けられる『神田式ゆるふわドラム塾オンライン』のレッスンの一部を抜粋してお届けします。
?『譜面が読める』とは初見演奏がバシっと決まるという事
音楽って本来は耳で楽しむもんだと思うんですけど、それを目で見えるメッセージとして届けたいとき、目で伝わる形にしたっていう意味で譜面というものが発明されて、それを我々はいろんな解釈で読み取っていくっていう一つ使命があるんですかね。
書いてあることをそのままやるっていうのはもちろんクラシカルな意味では大事なんですけど、その中でもリズムっていろんな解釈があって、例えばグルーヴとかの話にもなってきたりもするかもしれないんですけど、もっともっとシンプルに、跳ねてるか跳ねてないかとか、スイングしてるしてない、イーブンなのかどうなのかっていうのとかがあったりとかして、それを読み変えたりとか自分の中で感じ方を変えたり伝え方を変えたりみたいなことを同じ譜面を見ながらでも作り変えていくわけですね。
クリエイトの仕方を変えていくというところを意識しながらこの譜面を見て行きたいなという感じです。
ちなみに読めますこれ？みんな譜面、読める？
これ譜面読めますかって聞くと大体の人みんななんでか分かんないけど読めますっていうんですよね（笑）。「はい。なんか読めます。」みたいな。個人レッスンとかマンツーマンでレッスンしたりしてると「譜面読める？」って聞くと「あ、はい。読めます。」っていう。
とてもいいことだと思いますポジティブで。でも「じゃあこれ読んで。」って言うと「えーっと。」ってなる…。あの感じは何だろうといつも思う。読めないって言った方が世渡りはたぶん上手なのになっていう気はしますけどね（笑）。まあ読めるんでしょうねきっと、音符的には。
譜面が読めるっていうのは、初見演奏がバチッとできますっていうレベルです。これを業界では読めると言います。なので「譜面得意ですか？」「譜面読めますか？」って例えば現場行って言われたら僕は「読めません。」って言います。それでも読むんですけどね！別に読めないわけじゃないんですよ。
でも「読めないんですよ。俺譜面苦手なんですよ。」って言った方がハードルが下がるっていう。これは世渡りの仕方、処世術というやつですね。覚えとくといいですよ（笑）。
そんなわけで・・・どんなわけで・・・。
とにかくこのシンコペーションループ、いろんな使い方ができるんですよね。
その使い方を今日時間の許す限りいろいろ伝えたいなと思っています。まず今手元にもしかしたら譜面がないかもしれないですが、あとでなんとかプリントアウトするなりして用意してください。それ見ながらの方が確実に情報が入ってきます。
リアルタイムで見れない人はそうやって楽しんでください！はい。まず、八分音符と四分音符しかないんです実は。もちろん休符はある。八分休符、四分休符が入ってるんだけども、基本的には八分音符と四分音符のペースしかない譜面です。
なんとなく読んでみましょう。下の段にあるのが一応キックの扱いなんですけど、あくまでこれ四分音符のパルスで動いてるよっていうぐらいの気持ちですね。
じゃあ、試しに譜面通り演奏するという形でやってみましょうか。せっかくなのでクリックも使いましょう。
テンポ120。ワン、トゥー、ワン、トゥー、スリー、フォー。
（模範演奏）
これが本当に譜面通り読んだパターン。もちろんまずはこれを読めるように一生懸命練習する。最初は半分ぐらいのテンポでいいです。今テンポ120の四分音符でやりましたが、もう60でいいです。
（模範テンポ）
読めない人はこれぐらいのテンポでね。「譜面、慣れなーい。」っていう人はこれぐらいのテンポがいいですよ！しっかり。しっかり読む。っていうのが大事です。
★ここがポイント！
『譜面が』読めるという事は、初見演奏がバシっと決まる事。
?ドラマーが譜面を読むために押さえるべき２つのポイント
せっかくなのでドラマー目線での譜面の読み方を解説しますね。譜面はリズムで覚える。たとえば・・・
一般公開はここまで。続きは『ゆるドラ』で読む事が出来ます！
神田リョウによるレッスンはいかがでしたでしょうか。皆さんが更に音楽を楽しむきっかけになれば幸いです。
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