皆さんはお世話になった先輩はいますか?僕はたくさんいます、中でもギターの専門知識を教えてくれた人、音楽の深い知識を教えてくれた人、プロの仕事を教えてくれた人、この3人の先輩には本当にお世話になりました。
返しきれないほどの恩をもらった先輩に、本当にありがとうございますって伝えたら「いやいや、俺は何にもやってないよ!」みたいなこと言われません?ということは、その人に恩を返すのは本人に認識がないので難しいです。だから僕は受けた恩を誰かと分かり合って、ありがとうの連鎖を作っていきたい。
— ソエジマトシキ / Toshiki Soejima (@toshiki_soejima) September 5, 2017
恩とは、先輩とは?
この記事で言う恩とは落としたペンを拾ってもらったような簡単な事ではなく、自分が生きていくために重要なスキル・きっかけなどをもらったということにしましょう。実益をくれたというニュアンスです。
また先輩は、年齢に関係なく自分より先の道を歩んでる人のことにしましょう。今回は僕にプロの仕事を教えてくれた先輩からもらった恩を例に、恩返しということについて書いています。
これだけの恩をもらいました
ひとつの出会いで、人生が音を立てて動き出すほどの影響を受けることがあります。僕が一人の先輩からもらった恩をまとめてみました。
・音楽的センスを認めてくれた
・アルバムを作ろうと提案、制作をサポートしてくれた
・服装、髪型などキャラクター付けをしてくれた
・様々なチャンスをくれて、実際に音楽の仕事を紹介してくれた
この方との出会いがなければ、今の僕はなかったと100%言い切れます。
本当に感謝しているので、改まって感謝を伝えることがあります。すると・・・いや僕は何もやってないよ!と言わんばかりに濁されてしまいます・・・。
恩返しではなく、自分がしてもらったことを後輩に
いや何もやってないよ!実際にやったのは君じゃん!と言われてしまうと、いよいよ恩を返そうにも返せません。なぜなら相手に恩を売ったという感覚がないから!笑
そこで僕は思いました、恩を返せないなら、かつての自分と同じような子を見つけた時に、自分がやってもらったことをやってあげようと。そうすることで恩返しよりもっと大きなありがとうの連鎖が生まれて、たくさんの人がハッピーになればいい。
恩返しというプレッシャーからも解放されて、恩人と自分という人間関係から、業界全体を見渡すようなグローバルな視点に変わったとも言えます。先日とある後輩から、「副島さんにもらった恩を返せるか分かりません・・・」そんな嬉しい言葉をもらいましたが、「俺はなにもやってないよ、それに俺に恩を返すんじゃなくて、これから自分と同じように困ってる人を見たときに同じことをやってあげな」と言いました。
おわりに
皆さんにも返しきれないほどの恩をもらった恩人がいると思います。是非僕と一緒に、もらった恩を人と分かち合えるような大きな器を目指していきましょう!