こんにちは、ベース科講師の恩田です。
“どれぐらいで弦交換します?”
なんてたまに話題になったりもしますが、今回は弦を交換するタイミングの話。
初心者の方で弦のことをよく知らずにずーっと古い弦を張っているのを時折見かけます。
僕にもそんな時期がありました。
というのも僕が最初に手にしたベースは先輩のお下がりで、最初から死んだ弦が張ってあり錆で汚れてくるまでその弦がもう張り替え時であることに気がつかなかったからです。
その当時は “こんなもんなのか〜” などと思っていたのですが弦を新品に変えて愕然としました。
新しい弦だと
古い弦だと
このように、弦の新旧によって音のキャラクターがガラッと変わってしまうのです。
新しい弦は音が暴れやすくコントロールがしにくいですが、綺麗なヌケの良い音がします。
練習も常に新しい弦で行う方が音色のコントロールをする癖がついて、より早く上達すると考えています。
そこで本題、では一体どれぐらいのペースで交換するべきなのか。
弦にもよりますが、だいたいのものは一週間もすれば新品のキラッとした音は失われます。
というと毎週交換したくなるところですが、ベース弦はワンセット3000円近くするのであまり現実的ではない…。
僕はだいたい月に1,2回のペースで弦を交換しています。
弦が古くなってもすぐには交換せず、古い弦でも良い音が出せるように弾き方を試してみたり、エフェクターのセッティングを研究したりします。
そんなことをやっていると “古い弦でしか出せない音” というものがわかってきてこれがまた面白いのです。
というわけで、弦の交換ペースは
月に1,2回
です。
悩んでいる方は参考にしてみてくださいね!