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セッションで使える譜面の書き方 超超初心者編

セッションにどんな譜面を持っていったらいいのかわからない…。

 

 

こんにちは、ギター科講師の副島俊樹と、ボーカル科講師の庄田真季子です!今回は誰もが一度は挫折する譜面の書き方についてです。

 

セッションスタンダード以外の曲は、譜面を持って行った方がいい場合が多いです。

 

ただし、正しい書き方を知らないまま持っていくと変な空気になり演奏も成立しないこともあります。

 

副島「僕もそうだったけど、セッションに持っていく譜面の書き方が分かんなくてめっちゃ苦労したんだよね。」

 

庄田「わかる~。ある程度は譜面の書き方の基本を知らないと書けないんだよね。」

 

副島「セッションに譜面が持っていけるようになると、自分がやりたい曲ができるようになって特に歌の人はメリットがたくさんあるんじゃない?」

 

庄田「レパートリーもどんどん増やしていけるから譜面が書けるってとても重要だよね!」

 

副島「というわけで今回は、僕たちが実際にセッションで使っている譜面を参考に、譜面の書き方について解説していくのでよろしくお願いします!!」

 

 

?セッションでのNG譜面は?

 

 


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まずはセッションに持っていくとNGな譜面の例です。当てはまった人はご注意を!

 

ジャムセッション初心者がやりがちなNG行動とは

 

副島「実際に見たことがある例だと、コード譜、薄い譜面、3枚以上、これはNGだよね。」

 

庄田「よくネットに落ちてる、歌詞の上にコードがのっかってるやつとかね。」

 

 

副島「こんなやつでしょ(笑)。曲を知ってる人しか弾けないからねこれは・・・。その曲を知らない人にとっては地獄だよ(笑)。このA7(+11)とかいったいどこで弾くんだよっていうね。」

 

庄田「そうそう。あとは筆圧薄くて見えない譜面。パッと見て瞬時に理解できる濃さで書いてほしいよね!ボールペンだったり、油性ペンも見やすいね。」

 

副島3枚以上の譜面はどうだろう。その場で初見で弾くには事故率高いと思うんだよね。譜面の枚数を少なくするには反復記号とか、ちゃんとした知識が必要になってくるんだけど、まずいえるのはシンプルな曲を選ぶべきということかな。」

 

庄田「[イントロ][Aメロ][Bメロ][サビ(C)][アウトロ]これくらいの構成でまとまる曲がセッション向きと言えるよね。」

 

?セッションでのNG譜面例

 

・コード譜

・筆圧や印刷が薄い譜面

・3枚以上の譜面

 

 

?一段を4つに分けて、拍子記号を書く

 

 

 

譜面の書き方の基本のきです。まずコードを書く前にやることがあります。

 

副島「譜面を書こうと思ったときに、まず最初にやるべきことは一段を4つに区切ることだと思う。4小節単位で譜面を読む人って多いから、4区切りが一番いい。たまーに5とか6区切りの譜面に出会うと読みづらくてしょうがないもん。」

 


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*一段を4つに分けないと、半端なところでセクションが切り替わり読みにくくなる要因となります。

 

庄田あとはその曲の拍子記号を必ず書くこと。4/4や6/8とか一番最初の左端に書いてあるあれです。」

 

副島「大半の曲は4/4だと思って良くて、たまに6/8があるのでその例をご紹介します!」

 

4/4の曲 Minnie Riperton – Lovin’ You

6/8の曲 John Mayer – Gravity

 

 

?コードとリハーサルマークを書く

 

 

 

4つに区切り、拍子記号を書いたらいよいよコードを書いていきます。

 

庄田「まずはコード小節の上の部分に記入していくよ。Gメジャーセブンスとか、いろんなコードがあるよ。」

 

副島「コードの種類はいろいろあるけど、全部説明したら1年くらいかかりそうなのでまた今度!(笑) 基本的には、ネットで調べたコードでも全然オッケーだと思う。ちゃんと4区切りの小節の上に書いてることが大事だからね。あとリハーサルマーク!」

 

庄田「これはAメロとかBメロとか、セクションごとにわけることです。譜面をざっくり見たときに大体の構成がパッとわかることが理想! 上の譜面でいうと、[A]というのがリハーサルマークです。」

 

 

?最低限知るべき反復記号は?

 

 

 

譜面を書く上で最低限必要な反復記号をまとめました。

 

副島「ここが理解できなくて譜面を書くのに挫折する人っておおいんじゃないかな。反復記号を使えるようになると譜面は格段に読みやすくなって、枚数も減るので、今回は最低限必要な記号をまとめてみよう。」

 

庄田「沢山あるように思うけど実際ここにまとめるものだけ使いこなせれば譜面は成立します。この記事で説明し尽くすことは出来ないので詳しくは後日別記事になるけど、まずは名前だけでも覚えてほしい!

 

?これだけは覚えるべき反復記号

 

1.リピート 指定した範囲を繰り返す

2.D.C.(曲の頭に戻る)/ D.S.(セーニョ記号まで戻る)

3.to コーダ アウトロなどに飛ぶときに使う

 

1,2,3の順番で使っていきます。

 

副島リピートだけで事足りることもあるよね。シンプルな曲を選べば大抵[リピート]+[D.C./D.S.]か[リピート]+[to Coda]の組み合わせですむと思う。」

 

庄田はじめはシンプルな曲を選ぶことも大事だね。書くのに慣れてきたら複雑な構成のものにチャレンジしてもいいけど先ずは上記のものだけで書く練習していこう!」

 

 

?ディレクションが大事

 

 

 

セッションで一番大事なのは、譜面を渡してからです。

 

副島「譜面を渡したら次にやるべきことはディレクション。ディレクションってなんですか庄田先生。」

 

庄田「はい。演奏前に、書いた譜面の概要を大まかに説明してあげることです。ざっくりいうと、全体の構成。(どう始まりどう終わるか)あとはセクションごとの説明(Aは静かでBは盛り上がる、等)あとソロを回す場所などを指示する、ですかね。」

 

副島「全部大事なことだよね。譜面に書いてあっても、口で伝えたらより伝わるし、すごく大事な作業だと思う。とくにソロはその場でみんなで考えてもおもしろいから、ソロをどこで回すかというディスカッションを演奏前に挟むのはすごくいいね。」

 

庄田「全部決めなくていいけど最低限伝えてあげると演奏がスムーズになってより楽しめるよね」

 

副島ディレクションがしっかりしてれば、簡単なコード進行の場合譜面がいらない場合すらあるしね。ディレクションの力は偉大です。

 

 

?最後に

 

 

今回は譜面の書き方ということでお届けしましたが、やはり実際に説明を受けないと分かりにくいところもあると思います。そんな時は、是非当スクールのレッスンの受講をご検討ください。

 

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