こんにちは、ライフベンドミュージックスクールギター科の副島です。
今回は、ギターを始めたばかりの頃真っ先に練習すべきコードについてです。
最初に練習すべきコードとして
これらのコードを選びました。
はじめはC?
教則本等ではよく一番最初に覚えるコードとしてCが登場します。
しかしその理由は一番押さえやすいからというわけではありません。
ただ単にC=ドだからです。ギターの世界ではドレミではなくアルファベットのCDEで表現します。
CDEFGAB=ドレミファソラシなのです。つまりCはドということなので、なんとなく最初に押さえなきゃいけない気がすると。
ところが実際Cは結構難しく、人によってはいきなり挫折を味わうことになりかねません。
そんな時はまずEmを押さえてみましょう。Cよりは押さえやすいはずです。
まずは音を出す喜びを体感しましょう!
C、Dはコツコツと
上の3つのコードの中でCとDは三本の指を使います。
それぞれ違った指の開き方が必要で、一見密集しているように見えるDも指の開きは必要になってきます。
私がレッスンをやっていて思うのは、CとDは人によって得意不得意が違うということです。
真っ先にCに挑戦し思ったように押さえられなくてもDなら違うかもしれませんし、指の開きは一朝一夕で身につくものではありません。
1,2週間の期間を見てコツコツと挑戦していきましょう!
3つ弾けるようになったら
すべてのコードがなんとくなく音が出るようになったら、コードチェンジを行っていきます。
ゆっくりC⇨D⇨Em⇨Emの順に弾いてみましょう。耳なじみの良いコード進行が弾けるはずです。
コードの練習で大事なことは、コード進行を作れる組み合わせかどうかという点です。
やみくもにいろんなコードを練習してもコード進行にならない組み合わせだと、音楽的ではありませんし何より楽しくないからです。
そういう意味ではこの3つの組み合わせは、すべて弾けるようになったらすぐコード進行になるのでとても音楽的な組み合わせと言えます。
是非トライしてみてください!