実は僕も2年くらいギターが停滞した時期がありました。
大学を卒業してからバイトに追われながら過ごしていた22~24歳くらいの時なんですけど、慌ただしく暮らす中、ギターも腕が落ちない程度に指を動かすくらいしか練習してませんでした。
その間とくに進歩も新しい発見もなく、ギター熱が人生で一番低い2年間でした。
でもそこからギターに向き合う習慣自体を改善して、逆に今は人生で一番ギターが楽しいし、伸びている気がします。
・上達をさまたげる悪い習慣
・上達を促す良い習慣
・音楽そのものへの向き合い方
ギターを弾くまでに1分以上時間がかかる環境
皆さんは家でギターを弾こうと思った時、実際に弾き始めるまでどれくらいの時間がかかりますか?
ワイヤレスを使う
⇒便利すぎるYAMAHA THR10Ⅱ WIRELESS商品ページ
ギターシールドを準備する時間、絡まっててほどいている時間、その間に気持ちが冷めてしまいます。
僕はYAMAHA THR10Ⅱ WIRELESSに対応しているLIN6のワイヤレスを使っているのですが、最近は安価なワイヤレスも多いので手軽に手に入ると思います。
もちろんレイテンシーもありますが、練習では気にならないレベルです。
家でギターを弾く時には積極的にワイヤレスを使っていきたいですね。
(セッション本番では普通のシールド使ってます!)
壁掛けギタースタンドを使う
時代は壁掛けギタースタンドです。
もはや持ち家じゃなくても、32個のホチキスで耐荷重:8kgの壁掛けギタースタンドが設置できちゃいます。
画鋲の穴よりはるかに小さいので賃貸でも問題ありません。
それがこちら!
普通のスタンドよりもギターが設置できる場所が増えますし、思い立った時にすぐに手に取れるのは壁掛けギタースタンドの強みです!
床の掃除もしやすく綺麗好きにはたまりません。
チューナーは各ギターに付ける
超おすすめです。
⇒ペグに付けるタイプ
⇒ヘッドに付けるタイプ
ギターを手にとってアンプにまで繋いだのにチューニングが合ってなかったりするともうゲキ萎えです。
しかもチューナーは最悪の場合どこにあるか分からなくて部屋中を探し回るハメになります。
みなさん、これを機にチューナーは各ギターにつけましょう。
特に僕のおすすめがヘッドの裏に付けるダダリオのクリップチューナーです。
面から見るとチューナーがついていることが分からず、ギターの景観を乱さないのがポイントです。
ペグに直接付けるのでなくすこともまずありません!
視覚情報に頼り切ってギターを弾いている
脱ポジション依存するためにやるべき3つのこと
もうポジションに頼り切って演奏するのはやめましょう!
といいつつ、なんだかんだポジションというのは便利なものです。
視覚情報はうまく使いつつ、常に感覚と結びつけようとする下記の習慣が大切になってきます。
①口ずさみながら弾く
②別にポジションでも弾いてみる
③余裕があれば度数で把握する
どれも地味な習慣ですが積み上げると音楽への向き合い方が180度変わるはずです。
まずは今の自分のプレイを口ずさんで、感覚とリンクさせていきましょう!
動画や教則本の情報をうまく処理できていない
SNSやYouTubeが発達した現代において、情報をうまく処理できる能力もギター上達に直結する要素になってきました。
・ライトな内容になってしまう
・要素を詰め込んで作られている
・見ただけで満足感を得れてしまう
僕はYouTube発信者として、新規の視聴者向けにライトな情報を扱っています。
表面的に楽しめる内容をいくつかまとめて、おしゃれギターに入門する最初の一歩として楽しんでもらえる動画に仕上げています。
動画の後ろの方で本質的な部分も少ししゃべっていますが、どうしてもレッスンに比べて情報はライトになります。
情報のジャンクフードという感じでしょうか。
ですのでYouTubeなどで情報収集する場合は、自分の課題を明確にして、それを解決してくれる動画を探し、動画の中にあるたくさんの要素の中から学びを抽出するイメージが大切です。
とはいえ、これができたら日本中スーパーギタリストになっているはずなんですよね。笑
そもそも課題が明確じゃないという方は、レッスンなどで信頼できる先生に見てもらうといいかもしれませんね。
自分のプレイを聞かない
長年伸び悩んでいる人の多くは、自分のプレイの課題点を把握できていません。
その理由はシンプルで、自分のプレイを客観的に聞くことがないからです。
自分のプレイを聞かない→課題がわからない→なんだかプレイに納得できずモヤモヤする→なんとなくYouTube見て終了。
皆さんはこんな経験はありませんか?僕はあります…。
動画をアップするようになってからの変化
僕が伸び悩んでいた22歳〜24歳時点のことを思い出すと、とにかく自分のプレイを客観的に評価する機会がありませんでした。
自分のプレイを客観的に確認しないと、課題点を把握することができずに伸び悩みやマンネリ化につながっていきます。
なにかが足りない気がするけど、それがなんなのかは分からない…というやつですね。
散々伸び悩んだ後に、心を入れ替えてSNSに動画投稿をして自ら発信して行く決心をしました。
YouTubeをはじめた27歳まで、実は3年ほどTwitterを中心に動画投稿をしていました。
そこでプレイが大きく変化しました。
・自分のプレイの癖
・自分の音色の傾向
・自分のプレイの強み
・プレイ内容による反応の違い
・背景まで含めた映像作品としての評価
動画投稿は「練習→撮影→編集→評価」というプロセスを経ておこなうので、必然的に自分のプレイを客観的に聞く機会が増えます。
自分のプレイの悪い癖や課題点はもちろん、他の人と違う良さ、さらには映像作品としてのクオリティも上げて行くことができました。
自分のプレイを確認する方法
最近ではスマホで1タップするだけで簡単にボイスメモが撮れるので、専用のボイスレコーダーを買わずに自分のプレイを確認することができます。
手軽に始めたい方はスマホで録音しましょう。
個人的なおすすめは動画撮影&SNS投稿です。
「練習→撮影→編集→評価」のプロセスで上達まちがいなしです。
新しい音楽を聞かない
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は「ギターの上達を妨げる悪い習慣5選」というテーマでお送りしました。
どれもついやってしまいがちな習慣で、僕自身もかつてやっていたものです。
皆さんに当てはまる項目はありましたか?
それでは最後に復習しましょう!
②視覚情報に頼り切ってギターを弾いている
③動画や教則本の情報をうまく処理できていない
④自分のプレイを聞かない
⑤新しい音楽を聞かない